こんにちは。株式会社アドヴァンシークです。
家屋の解体を考えたとき、
「古い建物ではアスベスト検査が必要らしい」
と聞いたことがある方もいるでしょう。
一方で、壁や屋根を眺めても、
アスベストが使われているかどうかは
簡単には分かりません。
アスベストは、
かつて断熱性や耐火性などを生かして、
さまざまな建材に使用されていました。
建材の中に固定されている状態と、
解体によって砕かれた状態では、
周囲への影響が変わります。
そのため、
解体工事では壊し始める前の確認が重要です。
建材の種類と使用箇所を調べることで、
施工方法や飛散防止対策、
廃材の扱いを具体的に決められます。
1.解体前に検査する理由
アスベストは石綿とも呼ばれる
天然の繊維状鉱物です。
繊維が非常に細く、
建材を切断したり
砕いたりした際に飛散すると、
作業する人が吸い込む可能性があります。
たとえば、外壁を見ただけでは
一般的な板材に見えても、
製品や製造時期によって含有状況は異なります。
屋根材、壁材、床材、
天井材、配管の保温材など、
確認する場所も一か所ではありません。
🔍 見た目だけでは決められない
解体・改修工事では、
工事の規模にかかわらず、
作業部分に使われている材料について
アスベスト含有の有無を
事前に調査する必要があります。
✅ 建物が古いという理由だけで含有を断定しない
✅ 建材の色や形だけで判断しない
✅ 解体を始める前に使用箇所を確認する
検査は工事を止めるためのものではありません。
建材に合った壊し方を決め、
安全に工事を進めるための準備です。
2.検査は三段階で進む
アスベストの事前調査では、
最初に設計図書や改修記録、
建材の商品情報などを確認します。
これが書面調査です。
図面が残っていない空き家でも、
調査ができないという意味ではありません。
次に現地へ入り、
屋根、外壁、室内、設備周辺などを
目視で確認します。
書類に記載された材料と、
実際に使われている建材が
一致しているかを見る工程です。
🧪 分からない建材は分析する
書面と目視で含有の有無を
判断できない場合は、
建材の一部を採取して分析します。
分析を行わない場合には、
アスベストを含む建材として扱い、
必要な対策を取る方法もあります。
✅ 図面や建材資料を調べる書面調査
✅ 現地の使用箇所を見る目視調査
✅ 建材を採取して調べる分析調査
✅ 調査結果を書面にまとめて保存する
建築物の事前調査は、
原則として建築物石綿含有建材調査者など、
必要な知識を持つ資格者が行います。
3.結果が施工方法を決める
調査によって
アスベスト含有建材が確認された場合は、
建材の種類や飛散しやすさに
合わせて施工計画を調整します。
水などで湿らせながら作業する、
作業場所を隔離する、
建材を細かく破砕せず取り外すといった対策が
必要になる場合があります。
撤去した廃材も、
一般的な解体廃材と混ぜず、
定められた方法で運搬・処分しなければなりません。
株式会社アドヴァンシークでは、
事前調査の結果を解体計画へ反映し、
安全と周辺環境に配慮して工事を進めます。
🏗️ 見積もりの範囲も確認
一定規模以上の解体工事では、
事前調査の結果を行政へ報告する必要があります。
建築物の解体では、解体部分の床面積が
合計80平方メートル以上の場合が報告対象です。
また、吹付け石綿など
特定の建材を除去する作業では、
作業開始の14日前までに届出が
必要になる場合があります。
✅ 事前調査費と分析費の範囲
✅ 除去作業と廃材処分の内容
検査結果が出た後に
工事内容を明確にすることで、
必要な工程と費用を確認しやすくなります。
4.事前確認から安全な解体へ
アスベスト検査は、
書類をそろえるためだけに行う工程ではありません。
どの建材を、どの順番で、
どのように撤去するかを
決めるための重要な確認です。
建物の所有者が図面や
過去の改修資料を持っている場合は、
現地調査の際に用意しておくと、
建材の確認に役立ちます。
資料が残っていない場合も、
現地で使用箇所を確認し、
必要に応じて分析調査へ進みます。
株式会社アドヴァンシークが運営する
長野解体相談窓口は、
戸建てや空き家をはじめ、
さまざまな建物の解体に対応しています。
建物ごとに解体計画を立て、
アスベストの事前調査、安全に配慮した施工、
廃材の適正処理まで一つずつ確認しながら進めます。
築年数や使用建材が分からない段階でも、
まずは建物の所在地や現在の状態を
株式会社アドヴァンシークへお伝えください。
